不動産業を営もうとする者が、申請により適法に営業できる地位を得た場合に登録される番号です。事務所が1つの都道府県内にある場合、申請及び営業許可は都道府県知事免許となります。一方複数の都道府県にまたがって事務所がある場合は国土交通大臣免許になります。番号登録を得た業者は、事務所の見やすい場所に免許事項を記載した標識を掲示することが法律で義務付けられています。また、登録番号中のカッコ内の数字は、その業者の免許更新回数を示しています。更新は1996年以前は3年に1度、以降は5年に1度の間隔で行われます。
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測量図
地積測量図のことです。
土地の登記簿に付随して法務局に備えられている図面で、その土地の形状、地積(面積)と求積方法などが記されたものです。すべての土地の登記簿に地積は記載されていますが、すべての登記簿に地積測量図があるわけではありません。地積測量図が、分筆の際に提出されるのがほとんどのため、過去の分筆されたことのない土地や、分筆とは反対に合筆された場合にも地積測量図は存在しません。
相殺
債務をお互いが負っているとき、弁済期間がきていれば、互いに差引計算をして、互いの債務を消滅させることです。
特約で相殺しないと契約したときのみ適用されません。相殺は、一方的に決定することができ、相手方の承諾は不要です。ただし、不法行為が原因となって生じた債権・債務は相殺することができません。また、扶養料、労賃、失業保険金、厚生年金など差押さえが禁止されている債権も、相殺できません。また、借主が倒産した貸主に対して、預けた保証金と賃料債権を相殺することは原則として禁じられています。
ゼネコン【General Contractor】
土木・建築工事を総合的に請け負い、工事一式を取りまとめて行う総合建設業者を指します。
セットバック
建築物の外壁を敷地境界線などから後退させて建てることです。
あるいは、建築物を階ごとに段状に 後退させること。道路幅員の確保または斜線制限対策のためのものが多くあります。
水平投影面積
建物の真上から光を当てた時に地盤面に影となって映る部分の面積のことです。
使用目的
テナントが貸室を使用する目的です。
事務所の場合は特に問題になることはないが荷物が多く、倉庫的使用部分がある場合は、事務所兼倉庫とするべきです。店舗の場合は、営業種目や同業種競合等、貸主側が注意を要します。尚、貸主に無断での使用目的変更は禁止行為にあたります。
実測面積
実測面積とは、登記簿上の「地積」ではなく、現況の土地を実際に測量し、土地面積を求めることです。
サービスオフィス【Serviceoffice】
フロアをパーテーションや壁等で細分室化し、それぞれを個別に貸し出す仕組みです。
レンタルした個室以外にも借り手の共有スペースとして応接室(会議室)、給湯室等の設置、事務代行やオフィス機器・家具のレンタルサービスを行う場合もあります。敷金などが小額で、人一人程のスペースから賃貸が可能なことから、起業したばかりの会社やSOHOに人気があります。レンタルオフィスやビジネスセンターと称される場合もあります。
用途地域
市街地などの土地の利用目的を大枠で住宅、商業、工業に定めるもので、用途の混在を防ぐことを目的として、12種類の利用目的に分けられます。それぞれに用途や制限などが設けられています。