小規模宅地の特例

相続や遺贈によって土地を取得した場合に、その土地の中に被相続人が自宅として住んでいたり、事業の用に供していた小規模な宅地又は、国の事業の用に供し ていた小規模な宅地があったときは、その土地が被相続人の生活の基盤になっていたことなどに配慮して、宅地の評価額の一定割合を減額することができる。 これが「小規模宅地の特例」である。

使用目的

テナントが貸室を使用する目的です。
事務所の場合は特に問題になることはないが荷物が多く、倉庫的使用部分がある場合は、事務所兼倉庫とするべきです。店舗の場合は、営業種目や同業種競合等、貸主側が注意を要します。尚、貸主に無断での使用目的変更は禁止行為にあたります。

証約手付

契約ができた証拠です。契約書中に「民法第557条の解約手付としての効力を有しない」と明記します。

準防火地域

準防火地域は、防火地域に準ずる地域について指定されます。防火地域と同じように建築物などの防火性能を集団的に向上させ、火災の延焼拡大を抑制するために指定された区域のことです。

新耐震

1981年6月、建築基準法の改正により定められたもので、通称「新耐震設計基準」といわれます。建築確認はこの新耐震設計基準によらねばならなく、1981年以降に建築された建物は新耐震基準に沿って建てられています。震度6程度の地震の場合も倒壊を防ぎ、圧死者を出さないことを目標としています。
⇔ 旧耐震

実測面積

実測面積とは、登記簿上の「地積」ではなく、現況の土地を実際に測量し、土地面積を求めることです。

市街化区域

市街化区域は、すでに市街地を形成している区域と、おおむね10年以内に優先的・計画的に市街化を図るべき区域のことをいいます。
市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域で開発許可を受けた土地以外の土地では、原則として開発行為、建築物の建築が禁止されています。

修繕義務

不動産の賃貸人は、その目的物を賃借人が使用収益できるよう、必要な破損の修理をなす義務があります。
この義務は賃貸人として、目的物を使用収益させて賃料を得ていることから、 当然に生ずるものですが、特約によってこれを排除することは妨げません。

準住居地域

道路の沿道等において、自動車関連施設などと住居が調和した環境を保護するための地域の事です。
10000m?までの一定条件の店舗・事務所・ホテル・パチンコ屋・カラオケボックス等や、小規模の映画館、車庫・倉庫、環境影響の小さいごく小規模な工場も建てられます。
具体例としては、国道や幹線道路沿いなどで、宅配便業者や小規模な倉庫が点在するような地域です。道路沿いの住宅街に倉庫を建てさせたいという目的で設置された用途地域とも言えます。車庫について規制解除された他は第二種住居地域に準じています。

商業地域

主に商業等の業務の利便の増進を図る地域の事です。
ほとんどの商業施設・事務所、住宅・店舗・ホテル・パチンコ屋・カラオケボックス、映画館、車庫・倉庫、小規模の工場のほか、広義の風俗営業および性風俗関連特殊営業関係の施設も建てられます。
延べ床面積規制が無く、容積率限度も相当高いため、高層ビル群も建てられます。
具体例としては、都心部の繁華街(東京の歌舞伎町、名古屋の栄、大阪のキタやミナミなど)やオフィスビル街(東京大手町、名古屋駅前、大阪駅前など)などです。
都心回帰により、近年は商業地域に高層マンションなども建設されています。工場関係以外はほぼ何でも建設可能な地域である為、住宅を商業地域で取得した場合、いきなり隣にラブホテルができてしまうという例もあります。