相殺

債務をお互いが負っているとき、弁済期間がきていれば、互いに差引計算をして、互いの債務を消滅させることです。
特約で相殺しないと契約したときのみ適用されません。相殺は、一方的に決定することができ、相手方の承諾は不要です。ただし、不法行為が原因となって生じた債権・債務は相殺することができません。また、扶養料、労賃、失業保険金、厚生年金など差押さえが禁止されている債権も、相殺できません。また、借主が倒産した貸主に対して、預けた保証金と賃料債権を相殺することは原則として禁じられています。

善管注意義務

テナントは、ビルを使用する上で善良なる管理者の注意をもって占有もしくは使用しなければならないとする規定です。法的に定められたテナントの義務となります。

専任媒介契約

不動産の売買や賃貸を不動産業者に依頼するとき結ぶ契約です。
専任媒介契約は、依頼者が特定(専任)の不動産業者以外に重ねて媒介や代理の依頼が出来ない契約形態となります。

専属専任媒介契約

不動産の売買や賃貸を不動産業者に依頼するときに結ぶ契約です。
専属専任媒介は、依頼者が特定(専任)の不動産業者以外に重ねて媒介や代理の依頼が出来ない契約形態となります。

セントラル空調

熱源機器を中央機械室に設置する方式で、維持管理が簡単で大規模空調に適した方式です。古い大型ビルに多く、単独運転することが出来ず、使用時間に制限があります。

専有部分

共用部分をもつオフィスビルやマンションのうち構造上区分され、独立して住居、店舗、事務所などの用途に供することができる部分のことをいいます。

専有面積

共用部分をもつオフィスビルやマンションのうち構造上区分され、独立して住居、店舗、事務所などの用途に供することができる部分のことをいいます。

専用部分

共用部分を除いた貸室スペースのことです。通常は貸室部分そのものを指します。

接道義務

都市計画区域内で建築物を建築する場合、その敷地は幅員4m以上の道路に2m以上接しなければなりません。
この場合の道路には、以前から建築物が立ち並んでいる幅員4m未満の道で、特定行政庁が指定したもの(ただし、道路境界線は中心線から2mの線とみなす)、道路法等によらない道路で一定の基準を満たし、特定行政庁からその位置の指定を受けたものも含まれます。