後日の証拠とするため、ある事項について確認する旨の文書。
多くは、当事者の一方が作成し、他方に交付されます。法令上の用語ではなく取引実務において用いられる用語です。
布基礎【ぬのきそ】
建物の壁面に沿って連続して設けられた帯状の基礎。
通常、建物の土台と布基礎は金物で緊結される。
24時間使用
貸室に24時間いつでも出入りできるビルをいいます。
ただし保安上の観点からオフィスビルでは夜一定時間後は正面は玄関を閉じ、通用口より鍵やカードで特定のビル関係者のみ入場できるのが普通です。また、オフィスは24時間使用可能であっても駐車場は時間が制限されている場合があるため、注意が必要です。
二方向避難
建築基準法や消防法などで定められた、緊急時に建物内のどこの位置からも二方向以上避難経路が確保できることを指します。
二項道路
建基法42条2項に定められた道路のことをいい、原則として道路幅員が4m以上の道路のことをいいます。
ただし、幅員4m未満でも、建築基準法の適用される以前から道路として使用され、それに沿って建築物が立ち並んでおり特定行政庁が道路として指定したものは、建基法上の道路とみなされます。また、道路の中心線から2m後退したところに道路境界線があるとみなし、将来この道路に沿って建築物を立て替える場合は、4mの幅員を確保するものと規定されています。
ただし平成4年の法改正により、 特定行政庁が指定する区域内においては原則として幅員6m以上が道路として取り扱われますが、 この6m区域指定を受けた場合は、道路の中心線から3m(避難や通行の安全に支障がない場合2m)が道路境界線とみなされます。また道路の片側が川や崖等の場合は、それらの境界線から4m後退したところが道路境界線とみなされます。
2項道路の広告に当たってはその旨を表示しなければなりません。また、その結果、敷地面積が概ね2割以上減少することとなる場合は、その面積も表示しなければなりません。
内装工事
テナントが貸室内において、事前にビルオーナーの了解に基づき実施する内部工事のことです。
広義にはコンピューター等の電気工事や単独給排水工事・什器備品の設置を含みます。
内覧会
一般的には「内々で何かを見る会」といった意味ですが、不動産業界では新築物件の完成披露会や物件の案内・見学会を指します。
内容証明郵便
内容証明郵便とは、相手に送った郵便の内容がどのようなものかについてその証拠を残してくれる郵便のこと。
都道府県地価調査
都道府県が発表する不動産価格情報です。約2万5000地点の地価を7月1日時点で調査、9月に毎年公表されます。
= 基準地価
動力
不動産における電気の引き込みに関して、通常機械設備等の動力に使われる100Vの電源の呼称。