陰地

陰地(かげち)とは、不整形地を評価するために用いられる考え方
不整形地を評価するには、まず、不整形地を覆うように道路に接する矩形を描く。
その矩形から不整形地を除いた土地が陰地となる。
このかげ地部分が大きくなればなるほど、減額が大きくなる。
このように不動産の評価でいう陰地とは、日当たりの悪い土地ではない。

貸家権付地

貸家権付地(かしやたてつけち)とは、宅地の態様の一つで、「貸家の目的とされている宅地」のことであり、所有する土地に建築した家屋を他に貸し付けている場合のその土地のことをいう。具体的には、所有する土地に建築した家屋(貸アパート、貸マンション、貸家など)を他に貸し付けている場合の土地を意味する。

一般に相続財産や贈与財産においては、貸家建付地の価額は「自用地とした場合の価額-自用地とした場合の価額×借地権割合×借家権割合×賃貸割合」で算出し、評価する。これより、土地の利用の仕方によって、相続税や贈与税は大きく変わり、例えば、同じ場所で同じ広さの駐車場にしている土地とアパート用地とで比べると、アパート用地には「貸家建付地」の評価が受けられるため、節税が可能となる。

仮登記

本登記をするにあたって必要な要件が揃わない場合に、将来なされる本登記の順位を保全するため、予備的にされる登記です。

環境基準

大気・土壌汚染、水質汚濁、騒音などが人の健康や生活環境の保全に影響を及ぼさないよう、環境基準法に基づいて定められた基準で、維持するのが望ましいとされています。

館内細則

ビルの使用細則を定めたものです。
ビルでの禁止行為や使い勝手を記してありますが、重要なのは正面入り口・通用口・駐車場の開閉館時間、空調・EV等の運転時間です。

管理人

テナントビルの管理者は、ビル管理(清掃・保安)の狭義ではなく、広義に運営としての管理人を指すことがあります。この場合、賃料の代行出納業務も含めてテナントに対し貸主と同格の権限を持つこともあります。

加瀬テナントサービス

1981年3月設立の不動産管理会社。主に加瀬倉庫が貸主となる物件の管理・募集業務を行う素敵な♪会社です。

開口部

開口部とは、壁や屋根に設けられた、開閉可能な窓や出入り口のことです。
換気、通風、通行、採光などのために取り付けられます。

開発行為

土地の区画形質の変更の事を指し、土地の区画(統合、分割、変更)、土地の形状(造成工事)、土地の性質(農地転用)です。なお、市街化区域内で宅地開発をする場合でも、1,000m2未満(都道府県によって300m2未満、500m2未満)の規模なら、開発行為の許可は必要ありません。これは小規模のものなら、住環境に大きく影響しないだろうということです。