間口

敷地や一戸建ての場合は道路が面している部分(土地と道路が接する部分)を指し、マンションの場合はバルコニーなどのある大きな開口部のある側面の幅をさすことが多いです。
一般的に敷地や住宅は、間口が広いほうが使いやすいといわれ、価格などの評価も高くなる傾向にあります。
⇔奥行き

平面図

建築物を真上から見た図のことです。敷地(あるいは専有)面積や各階の間取りなどを把握するのに適しています。
= 間取り図

防火地域

市街地における火災の危険防除や延焼拡大の抑制を目的として、都市計画法に基づいて指定された区域を指します。建築物を耐火構造にしたり、防火設備を設置するなどの義務付けがあります。
防火地区とも呼びます。

保証金

従来は、建設協力金の意味を持つ金銭消費賃借で、5年から10年程度の据置期間を経過後、無利子または一定金利(年利2%程度)を付し、均等分割返済を行い通常別途敷金を徴収するという性質を持っていました。
最近は、保証金名目でも内容は敷金という場合がよくあります。

本登記

登記本来の効果である権利変動について対抗力を生じさせる登記をいいます。
終局登記とも呼びます。
⇔仮登記

法人契約

賃貸借契約の貸主が個人の場合と法人の場合があり、法人とは権利義務の独立した主体と認められた組織体である。従って法人が契約し、その代表取締役個人が保証する場合も多い。

平米

(=平方メートル)【 記号表記 m² 】

面積の単位で、1平方メートルは一辺の長さが1メートルの正方形の面積となります。メートルを日本語にすると「米」と表記するため、平方メートルは「平米」とも称されます。

ヘッジファンド

特定の富裕層や機関投資家から集めた多額の資金からなる私募の投資信託。
規制を逃れ、タックスヘイブンに設立され、情報開示の範囲も限定されている。運用対象となるのは、通貨、株式、債券、不動産など広範囲におよび、金融派生商品(デリバティブ)も活発に利用される。
一般的にヘッジファンドはハイリスク・ハイリターンと言われている。

壁芯【へきしん】

壁の中心線を結んで測った寸法のこと。内法に比べ、壁の厚みの分だけ面積は大きくなる。
分譲マンションのパンフレットに書かれた専有面積は壁芯計算によるものが多く、実際に使用可能な面積はそれより少し狭い。公的融資を受ける時には壁芯による面積、税金の軽減措置に必要な要件は内法による面積なので、注意が必要。

弁済【べんさい】

債務者が、債務の本旨に従った給付をなして、債権を消滅させること。
この給付の内容は契約によって異なり、金銭・特定の物の引渡しなど種々。弁済は第三者でもできるが、債務の性質からできないもの (例:肖像画を書く債務)や、当事者が反対の意思を表示したときはできない。また債務者の意思に反して第三者は弁済はできないが、正当の利益のある者(例:物上保証人)は債務者の意思に反しても弁済できる。