建物の躯体の一種で、柱と梁の接点が変形しにくい接合になっている剛接骨組構造。ラーメン(rahmen)はドイツ語で「額縁」という意味。
耐力壁や筋交いを入れなくても、強度を確保することができるので、壁のない自由な空間を作ることができる。
モルタル
一般的にはセメントと砂(細骨材)と水とを錬り混ぜた「セメントモルタル」を指します。仕上げや防水、躯体の調整など幅広い用途を持つ建築資材のことです。
申込証拠金
呼び方は実際上便宜的であって、「予約金」「申込金」と同じ性質のものです。
不動産取引において、競合する申込者の中から相手方を選別する際、貸主が取引に同意すれば、契約締結時の手付金もしくは前払賃料に充当されますが、同意しなければ直ちに返還されます。原則として利子をつけません。商習慣上交渉順位を確保する効果を認めるので、貸主はこれを返還するまで競合申込者と契約できません。媒介業者を通して預託する場合には貸主へ交付されてから効果をもちます。
免震構造
基礎と土台との間に、特殊な免震装置を付けることによって、地震が起きた時の地面の揺れを建物に直接伝わらないように設計されたものを指します。
揺れそのものを軽減することによって、室内の家具などの損害も軽減します。積層ゴム(シート状のゴムと鉄板を20から30層重ねたもの)などが免震装置として一般的に使われます。耐震は、建物の構造的な地震に対する強度のこと、制震は装置をつけて地震の揺れを吸収し制御すること、免震は建物と地盤の間に装置をつけて直接的な揺れを制御することをいいます。
免責
負わなければいけない責任を問わないことです。
賃貸借契約の場合は貸主の責としない天災・火災等で借主が損害を受けたとき、貸主はその損害を賠償する責任はありません。
無権代理
代理権のない人が本人に代わって法律行為を行うことです。
無権代理により行った行為の効果は原則として本人に帰属せず(民法113条)、その法律行為は無効となります。但し、本人が追認を行った場合や表見代理が成立した場合は、有効となります。
無効
法律行為が成立した当初から、法律上当然に効力が発生しないことが確定していることを指します。
無効は原則としてすべての者に対し主張することができます(絶対的無効)。ただし、例外的には無効の効果を一定の第三 者に対しては主張できない場合もあります(相対的無効)。無効の主張はいつまでもすることができ、 時の経過によって影響を受けることはありません。
民事再生法
会社を再建するための法的処理について定めた法律です。
原則として債務者が経営権を維持して事業を続けながら、収益のなかから債務を弁済していきます。従来の再建型倒産手続きである「和議法」に代わって2000年4月から施行されました。不渡りや債務超過などの明らかな破産の原因がなくても、破産が避けられないと判断した時点で申請が可能です。
間仕切り
専用部分の仕切りを指します。通常、テナント間の間仕切りは貸主負担です。テナントは、貸室内の自社都合による間仕切りを負担します。間仕切りにより建設法規・消防法規等に抵触する場合があるので、必ず設計担当と事前に協議することが必要です。
= パーテーション
間取り図
建築物を真上から見た図のことです。敷地(あるいは専有)面積や各階の間取りなどを把握するのに適しています。
= 平面図